リファアルム導入後、紹介数と採用決定数が3倍に増加。人材紹介や求人サイト依存を脱却し、年間10名の採用を目指す

医療法人社団仁誠会
事業内容
内科診療、人工透析、介護老人保健施設、通所リハビリテーション、有料老人ホーム、訪問介護、居宅介護支援、企業主導型保育園
従業員数
約450名

事務長 十時 文香 様 / 人事 宇並 美佐子 様

形骸化していたリファラル採用制度を強化することを目的に、リファアルムの導入を決定

-リファアルムを活用いただく以前の採用全体の課題や、リファアルム導入の背景について教えてください。

宇並様:近年、医療介護業界全体の人材不足を背景に、特に看護師や介護福祉士といった専門職の採用に大きな課題を抱えていました。
私が採用担当になってから3年が経過しますが、特に看護師と介護福祉士の人材確保が難しく、近年では全職種において応募が減っているという実感があります。
また、従来より職員紹介(リファラル)制度は存在していたものの、紹介件数は少なく、職員からの協力体制が十分とは言えない状況でした。
理事長からも、従業員1人1人が採用活動に意識して取り組むリファラル採用を強化したいという発信があり、リファアルムの導入を決定しました。

-現在、リファラル採用において報奨金はどのように設定していますか。

十時様:リファラル採用の制度の報奨金としては、紹介者と入職者の双方に報奨金を支給する運用を行っています。

・入職後6ヶ月経過時点で、紹介者・入職者の双方に数万円ずつ支給
・さらに入職から1年経過後に、再度数万円ずつ 支給(分割して渡している)

早期離職を防ぐ目的で、段階的に支給する仕組みにしています。
パートなどの非正規雇用者には別の料金テーブルを設定しています。

※実際の求人ページ(一部)

リファアルム導入後、職員紹介数と採用決定数が約3倍に増加

-リファアルムを活用いただいてからの具体的な効果や成果を教えてください。

十時様:リファアルムを導入したのが、2024年の5月です。
2024年は、採用の募集が多かったというのもありますが、過去5年間の職員紹介数が導入後は2.9倍、職員紹介経由の採用数が導入後は3.1倍でした。
過去5年平均と比較すると、リファアルム導入後の方が紹介数・採用決定数ともに増加しています。
調理スタッフの採用では、リファアルムと併せて新聞広告やチラシも活用しましたが、紹介からの応募・採用が非常に多く、現場の職員が積極的に紹介してくれました。

-リファラル採用に積極的に協力してくれる社員の方は、どのような特徴がありますか。

十時様:特に自分が所属している部署で、特に人手が不足している場合は、積極的に知り合いに声をかけてくれました。
もちろん、「組織へのロイヤリティが高い人」「職場への信頼を持っている人」が紹介をしてくれるというのは、傾向としてあると思いますが、それ以上に採用への危機感が高い人が当事者意識を持って、協力してくれる傾向にあります。

リファラル採用制度やリファアルムの浸透しきっていないことが課題

-現在、リファラル採用において、どのような課題を感じていますか。

宇並様:まだ社内においてリファアルムの認知度が高くない点です。
直近でも、家族が自社で働いているにも関わらず、紹介会社経由でエントリーされるケースがあり、まだリファラル採用の活動や、リファアルムの使い方が浸透していないことを痛感することがありました。
直近の課題としては、THANKS GIFTの社内掲示板機能を活用して、定期的にリファラル採用について発信するなど、従業員の方に浸透させることです。

※掲示板/ニュース機能で、リファラル関連情報を発信している様子

リファラル経由で年間10名採用できるように、全体への広報活動を継続していきたい

-今後、リファラル採用活動における目標を教えてください。

宇並様:年間で10名は、リファラル経由で採用できるように取り組んでいきたいです。
紹介会社経由で採用していた数をリファラル採用で補えるようになると、それだけでも年間多額の採用経費削減になり、その分の費用を従業員に還元できます。
リファラル採用は、会社にメリットがあることはもちろん、余ったお金を従業員への投資に回したり、入社する方が従業員からの紹介なので安心感があるなど、従業員の方にもメリットがある取り組みです。
定期的にリファラル採用に関する情報発信を行い続け、リファラル採用が習慣化するよう取り組んでいきたいと思います。

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