リファアルム導入1ヶ月半で3名の応募が発生。母集団形成の難しさからリファラル採用とアルムナイ採用の仕組み化を目的に導入。伴走支援によって取り組みを推進できている
- 事業内容
- 管工機材・住宅設備機器・機械工具など卸売業
- 従業員数
- 90名

代表取締役社長 竹内 裕二 様 / 総務部 次長 森長 弘光 様
ナビサイトや合同説明会、人材紹介会社など様々な採用手法を実施。コロナ禍以降は採用活動における母集団形成が非常に難しくなった
-リファラル採用やアルムナイ採用に取り組む前の採用活動の取り組み内容を教えてください。
(竹内様)営業職を中心に募集を行い、その方の適性を元に、営業以外にも購買・仕入、総務などの職種に人員を配置しています。
営業職は新卒採用を中心に、リクナビや地元新聞社と提携した採用媒体、商工会議所が主催する合同会社説明会、体育会学生に特化した人材紹介会社を活用しています。
女性は、高卒の方を事務職として採用し、離職が発生した場合は、ハローワークやindeedなどのサービスを活用し、補充採用を行っています。
-リファアルムの導入を検討される前の採用活動における課題について教えてください。
(竹内様)5年ほど前から、生産労働人口の減少や、各媒体からの採用ができなくなっていることなど様々なことが起因して、採用難易度が上がり続けています。
また、当社が事務所を構える愛知県は、大手製造業の企業の知名度の高さから合同説明会では大手企業に人が集まる傾向があり、当社のような中小企業は集客に苦戦しています。
ただ、コロナ禍以前は、大手企業に人が集まる中であっても、当社も合同説明会では数名から十数名の学生と面談をする機会があり、頑張って採用を行っていました。
しかし、コロナ禍以降は、合同会社説明会自体の参加人数が急激に減少し、当社では面談の機会がなかなか得られないなど、採用活動の母集団の形成において厳しい状態が続いています。
従業員全員が採用に取り組んでいく文化とリファラル採用を仕組み化することを目的に、リファアルムの導入を決定
-採用活動における母集団形成が厳しくなる中、リファラル採用やアルムナイ採用に取り組むことを決められた理由を教えてください。
(竹内様)大きく2点あります。
1点目は、既に一度退職された方を再度、受け入れる組織文化があることです。
隣の芝生が青く見えた方でも、外に出てみると、元の環境が良かったということで、戻って来る社員の方もいます。
そのため、入社して数年以内に退職した方に関しても、戻って来るチャンスを設けたいと思ったためです。
2点目は、採用活動を取り巻く環境が厳しくなっており、私と森長の2名体制では、母集団を形成することやクロージングまで行うことに対して難しさを感じており、従業員全員が採用活動に取り組む文化を作るためです。
家族や友人の紹介で入社された方は、長く定着して働いてくださる可能性が高く、活躍する傾向にあることもデータに出ているため、自社の社風との相性の良い施策であることからも、リファラル採用やアルムナイ採用の取り組みに注力することを決定しました。
-リファアルムのサービスを選定された背景を教えてください。
(竹内様)リファアルムのサービスリリースのWebニュースを一度閲覧したものの、サービス名を忘れてしまい、その際は問い合わせることができませんでした。
その後、通勤時に聞いているラジオ番組にて、リファアルムが紹介されており、サービスサイトから問い合わせました。
ここ数年で、役員の紹介から2名入社したり、経営者仲間の方やお取引先の企業様の紹介から入社していただくなど、リファラル採用の実績が4件生まれています。
リファラル採用は、紹介する側・される側双方にメリットがあり、取り組むハードルも低いことから、リファラル採用を仕組み化することを目的に、リファアルムの導入を決定しました。
導入初期に実施したワークショップで、従業員がリファラル採用を自分ごと化できたことで、1ヶ月半の期間内で早速3名の応募が発生。
-リファアルム導入後の社内の反響はいかがでしたか。
(竹内様)トップダウンで強制されることに拒否感を持つ方もいる中で、ボトムアップの形式で、従業員に内発的な動機づけをしなければ、上手くいかないのでないかと感じていました。
その点をリファアルムの担当の方が汲み取って、第三者の立場から、最初の説明会で導入の背景や思いについて丁寧に説明し、全員でリファラル採用に取り組んでいく雰囲気を醸成してくださったことが、とてもありがたかったです。
(森長様)新しい物事を取り入れる際は、誰しも抵抗感を持つものだと思います。
リファアルムも同様に、導入を告知したタイミングでは、不安や疑問をお持ちの方がいらっしゃるような雰囲気でした。
ただ、導入開始時にリファアルムのサポートの方によるリファラル採用を自分ごと化するワークショップを実施いただいたことで良いスタートを切ることができました。
まだリファアルム導入から1ヶ月半ほどですが、紹介から3名の応募が生まれています。
まだ改善すべき課題もありますが、運用を行う中で徐々に改善していきます。
求人情報の共有のしやすさや、社内掲示板機能がリファラル採用への取り組みのハードルを下げている
-リファアルムで特に良いと感じられた機能があれば教えてください。
(竹内様)従業員が、SNSやメール等で気軽に友人の方に共有できることによって、紹介をする際の抵抗感や障壁が低くなっていることが一番良いと感じています。
管理画面では、社員のリファラル採用への協力状況やリファアルム以外の募集と連携した情報をツール内で確認できる点もありがたいです。
また、社員の方はリファラル採用やアルムナイ採用にどう取り組んで良いか分からない状態でしたが、社内掲示板にて取り組み方やポイントについて発信することで、具体的なイメージを持つことができ、行動に移せるようになりました。
社内掲示板の機能は、経営や総務からも情報を発信しやすい点において、とても優れた機能です。
リファアルム導入企業のリファラル採用に役立つデータや情報の他、リファラル採用で入社した方々のインタビューや声を共有してほしい
-リファアルムに今後期待されることがあれば教えてください。
(竹内様)リファアルム導入企業でのリファラル採用の実績や、リファラル採用経由で入社した方の定着率などのデータを共有してくださると、今後の取り組みの参考にできるので、そういった情報があればいただきたいです。
また、リファラル経由で入社した方側のインタビューや声があれば、より社内でもリファラル採用を推進する材料になるので、そういった情報も開示していただけますと嬉しいです。
-ご意見ありがとうございます。皆様にお役立ちできる情報があれば随時共有いたします。
リファアルムは「地方や過疎化した地域の企業の採用難」の社会課題を解決するツール。特に中小企業こそリファアルムを活用してリファラル採用に取り組むことがおすすめ
-最後に、リファアルムはどのような企業におすすめのサービスかを教えてください。
(竹内様)リファラル採用自体は、従業員数が多い大手企業の方が成果は出やすいと考えられますが、地方の中小企業にこそ特に求められる採用手法だと思います。
地方や過疎化した地域の企業の採用難は、人手不足倒産や事業継続難などに関わる大きな社会課題です。
リファアルムは、この社会課題を解決する役割を担うとても重要なツールです。
地方や過疎化している地域の中小企業は、採用難易度が上がっているからこそ、従業員も巻き込んで全員で採用活動に取り組むことが今後より求められますし、その仕組み作りとして、リファアルムはとてもおすすめです。
どの企業も人材を必要としていると思いますので、地方の採用難という社会課題をリファアルムの活用で得られたデータ事例を共有し、リファアルムのツールを活用しながら、一緒にリファラル採用に取り組んでいければと思います。
-インタビューは以上です。本日は、インタビューにご対応いただきありがとうございました。リファアルムを通して成果に繋げられるよう、今後ともサポートいたします。