2022年版!学生はこんなことが気になってる!|説明会・選考で聞かれる質問例
2020.12.17
こんにちは、TakeActionの長見です。
説明会や選考を行うにあたってどの企業も必ず時間を取っていることがあります。
それは、学生からの質問タイムです。
学生にとっての質問タイムは、自分の抱えている疑問や不安を少ない時間で解消する貴重な時間です。
大学や学生向けの就活アドバイスを載せているサイトでは、「必ず1つは質問して、自分を印象付けましょう」と謳っていることも多々あるため、質問無しにその時間が終わることはほとんどありません。
しかもこの時間は「ただ質問に答える」だけの時間ではなく、企業側の応対の仕方によって学生からの印象が大きく変わる可能性もあります。
選考中の限られた時間の中で、少しでも自社の魅力を伝えられるように
企業側も学生からの質問に答える準備をしておくことが重要です。
▼学生が知りたいと思っていること
準備をするためには、学生が企業にどんなことを聞きたいと思っているのか事前に知っておくことが重要です。
上記を見ると聞きたかったことと聞けたことに大きくギャップがあることがわかります。
企業側が伝えたいと思う情報を伝えることが間違ってるわけではありませんが、学生が知りたいことからかけ離れた内容を伝えたとしても、志望度UPに繋がりにくいのが現状です。
提供する情報は学生目線で考えた上で必要なものをピックアップし、質問される・されないに関係無く回答ができる用意をしておきましょう。
▼具体的な質問例
では、実際には学生からどんな質問が飛んでくるのでしょうか?
下記はその一例です。
★仕事内容や事業、サービス、商品についての質問例
・詳しい業務内容を教えてください
・一日の仕事の流れを教えてください
・仕事のやりがいは何ですか?
・入社後に何か必要となるスキルはありますか?
・壁に当たった時の乗り越えた方法について教えてください
・入社してからのモチベーションの保ち方はなんですか?
これらは、学生が入社後の働くイメージを掴みたくて質問している場合が多いです。
アルバイト経験がどれだけある学生も『正社員』で働くことが未知の世界であることには変わりがありません。
どの学生も漠然と不安を抱えているポイントになるため、真摯に答えてあげてください。
★職場の雰囲気や社風について知りたい質問例
・女性の管理職の方はいますか?
・休みの日は何をして過ごしていますか?
・この会社で働いていて一番良かったことは何ですか?
・定着率を教えてください。
・職場の雰囲気はどんな感じですか?
・評価制度はどのような仕組みですか?
自分の目標や夢、キャリアプランをしっかり描けている学生から聞かれることが多い質問です。
昨今ブラック企業や長時間労働について様々な所から情報を得ている学生は『働く環境』を非常に気にしています。
仕事の進め方や社員同士の関わり方、女性の働きやすさなど、答えられる範囲の情報は先回りをして伝えておくのもいいかもしれません。
★給与や制度、福利厚生などについて知りたい質問例
・有給休暇の消化率はどれくらいですか?
・月の残業時間はどれぐらいありますか?
・資格取得のための支援はありますか?
・転勤はありますか?
・給与はどれくらいですか?
これらは、気になるけど聞きにくい質問の一部です。
入社前にこんなことを聞いて失礼に当たらないだろうかと気にしている学生が多い印象があります。
ここで変に誤魔化したりすると学生に不信感を抱かせる可能性もあるため、聞かれた際には、いい点も悪い点も素直に回答することを心掛けましょう。
★求められる人物像など選考について知りたい質問例
・どういう人材が欲しいのか、教えてください
・今までどのような方が就職されていますか?
・この会社で活躍している人材にはどんなスキル、素養、資質がありますか?
・入社までに身に付けたほうがいいスキルはありますか?
その企業への志望度がより高い学生から聞かれる場合が多いです。
聞かれた際はすぐに回答をしてもいいと思いますが、「あなたはどう思う?」と逆に質問を投げかけてみてもいいかもしれません。
学生の思わぬ一面を見れる場合があります。
▼最後に
企業研究をしっかりしている学生も、そうでない学生も、入社前に一つも疑問や不安を抱いていない子はまずいません。
職業柄様々な学生の声を聞いていますが、質問に真摯に答えてくれたことがきっかけで、その企業へ入社を決める学生も数多くいます。
質問タイムも含めて、母集団形成・動機付けのチャンスだと考え、学生としっかり向き合ってみてください。
質問への具体的な回答例、伝え方についてのご相談はぜひ弊社までご連絡ください。