面接を成功させるために!|面接評価チェックシートを使おう・作ろう!
2020.12.17
こんにちはTakeActionの長見です。
先日お届けした面接に関する情報はご覧になっていただけたでしょうか?
前回は主に、面接を行う際の心構えや大体の流れ、面接の手法に関してお伝えさせていただきましたが、実際にやるとなると、難しい…と感じている方もいらっしゃるのではないかと思います。
そんな方におすすめなのが「面接評価・チェックシート」の活用です。
▼「面接評価・チェックシート」とは
人によって感じ方に差が出る面接において「面接評価チェックシート」は、自社にマッチする学生を見極める際の、客観的で正確に評価できる重要な物差しとなります。
★面接評価チェックシート利用のメリット
・評価の基準が明確、客観的になるため、面接官による評価のばらつきが解消される
・ 評価判断の根拠となるため評価基準を次回につなげられる
・エントリーシートや履歴書では見えない学生の人柄を可視化できる
・チェック項目の抜け漏れが無くなる
・面接担当、人事、経営陣の間等、部署を超えた情報共有が効率的にできる
上記のようなメリットがあるものの、あまりにも評価基準が細か過ぎたり、自社のペルソナが設定出来ていないまま作成を進めると、自社にマッチする学生を見抜くことが出来ない可能性も生まれてきます。
そのため、「自社のペルソナにあった評価シート」を作成することが利用における大前提となります。
まだペルソナが設定出来ていない方はそこから作成前にそこから始めてみましょう。
(ペルソナとは?)
▼「面接評価チェックシート」の作成方法
「面接評価チェックシート」の作成は下記の手順で行います。
★1.自社のペルソナを設定する
詳しくはコチラを参考にしてみてください。
大事なのは、経営層や現場が求める人材と、採用担当がイメージする人材とのズレを無くすことです。
★2.評価項目の設定
1で決めたペルソナを元に、どのような項目に集約できるかを思いつくままに書いてみましょう。
これが難しければ、ペルソナを考える際にイメージした社員の方の分析結果を書き出してみても構いません。
書き出し方は、協調性、コミュニケーション力、前向きさ、などアバウトな形でOKです。
とにかく人材を見極める「必要な項目をあぶり出す」ことが重要です。
ある程度あぶり出せたら、それらをグルーピングしてみましょう。
グルーピングの結果がそのまま評価項目へと繋がります。
これは弊社で求める学生のあぶり出しシュミレーションをした際の写真です。
このように、付箋にキーワードで書き出して、似ている項目をまとめる形を取るとグルーピングもしやすいです。
★3.評価項目の比重を決定
最後に、評価項目ごとの比重を決定します。
ここで、募集部署ごとの配点比重や、合計点・項目点のNGラインなど、運用ルールも設定しましょう。
もし「一次選考には難点以上必要」など合格ラインを定める場合は、許容できる上限・下限のラインも一緒に決めておきましょう。
募集部署ごとに配点の比重が大きく変わった場合に、設定したペルソナから離れすぎるのを防ぐことが出来ます。
▼最後に
いかがでしたでしょうか?
「面接評価チェックシート」は一般的に優秀な学生では無く「自社にとって優秀な学生」を見極める際に、非常に優秀なツールとなっております。
しかし、作成の仕方次第で、いいものにも悪いものにもなってしまう諸刃の剣でもあります。
ただ、作成すること目的とするのではなく、自社で活躍できるであろう人材のイメージを明確にしたうえで作成することを必ず心掛けてください。
弊社で作成している面接評価チェックシートを下記からダウンロードいただけますので、こちらを参考に自社にぴったりなものを作成してみてください。
作成の仕方がピンと来ない方は気軽に弊社までご連絡くださいませ。