採用担当必見!面接のやり方|学生の心を開く採用面接の実施方法
2020.11.12
こんにちは、TakeActionの長見です。
前回は、学生と最初に接点を持つ場となる「説明会」に関して情報をお届け致しました。
弊社の説明会の実施方法は、参考になったでしょうか?
今回は、説明会で出会った学生さんを選考する「面接」について情報をお届け致します。
面接は、説明会や履歴書だけでは判断できない学生さんの特性を把握し、自社のペルソナに近い優秀な学生を採用するための重要な場です。
また、自社の理念や仕事内容を改めてお伝えすることで、学生からの共感を得ると同時に入社後のミスマッチを減らすための場でもあります。
このように非常に大切な選考フローとなる面接の適したやり方や順番など、実施にあたって必要な事柄を一つずつ見ていきましょう。
▼面接を行うにあたって
まずは、自社に適した面接の手法を考えましょう。
面接には、主に、求職者が一人の「個人面接」、求職者が二人以上の「集団面接」があります。
それぞれ、メリットとデメリットがあるため、各手法を組み合わせたり、時にはどちらかのみで行ったりと、自社に合ったやり方を見つけることが重要です。
★個人面接
★集団面接
面接の場では個人・集団問わず学生は緊張しがちです。
面接を行う自分達がしっかり学生学生の話を聞くためにも、まずは学生がリラックスできる空気を作ることを心がけましょう。
その際、下記のような順番で面接を行うと、スムーズに話を進めることができます。
1.アイスブレイク
学生の緊張を和らげる話題を交えながら質問を始めましょう。
(例:ここまで迷いませんでしたか…?、天気の話 など)
学生の自己紹介の後、簡単に面接官が自己紹介をするというのも緊張を解すのには効果的です。
履歴書を元に、出身の話や、これまで取り組んできたことなど、基本的な質問からスタートすると学生も答えやすいので、意識してみてください。
2.1で聞いた質問への回答を深堀しながら、自社の情報も与える
学生の話をよく聞き、回答に合わせて学生の価値観・スキルなどを自社とリンクさせてあげましょう。
そうすることで自社へ入社後のイメージが湧きやすくなります。
質問例:会社でどんなことをしたいか
→弊社だったら〇〇ができるよ!
質問例:どんなことをがんばってきたか
→そのスキルはウチの〇〇で生かせそうだね!
また、その際、学生の受け答えや反応などを細かくチェックしてみてください。
自社のなんの話にどんな反応を示しているのか、生の反応を見ることで今後選考を行っていく際、話題の振り方の参考になります。
3.応募者からの質問を受ける
何か不明点や疑問、不安がないかを尋ねましょう。
選考時は、学生も、自社に来ていただいたお客様でしかありません。
入室時から退室時まで、学生をねぎらう気持ちを忘れずに接しましょう。
細かな気配りが、内定承諾への一歩に繋がります。
▼質問の深堀方法
面接を行うにあたって意外と難しいのが、学生の回答への深堀、いわゆる「ヒアリング」です。
これを行うことで、学生の考えをより深く知ることができ、自社に合うかどうかの見極めにも役立ちます。
ただし淡々と行ってしまうと、尋問のようになって学生を委縮させてしまいます。
重要なのは、ワンクッション相槌を入れつつ会話を続け、“キラキラ”しながら話を伝えることです。
★“キラキラ”しながら話を伝えること
「あなたに興味があるんだよ」ということを全面にアピールしてください。
こちらが学生を受け容れる姿勢を見せることで、学生も本音を話してくれやすくなります。
質問に入る前に「いろいろとお聞きするけど、○○さんのことを知りたいんです」と枕詞をつけるのも効果的な手法です。
★ワンクッション相槌を入れる。
「うんうん」「わかるわかる」「そんな体験したんだ!」「そういう気持ちになるんですね!」
と相槌を“キラキラ”しながら入れてください。
同意する、ほめることで、自分は承認されている、受け容れられていると学生に認識させることが大きな目的です。
▼最後に
面接の進め方は参考になったでしょうか?
説明会も面接も、担当者の方は、会社の「顔」として学生の前に立つことになります。
お客様である学生に不安や不信感を抱かせないよう、対等な立場に立って接し人材の見極めを行ってください。
学生との自然な接し方、面接での質疑応答の深堀練習など、弊社では新卒採用選考時の面接官講師も行っております。
面接練習を行いたい企業の担当者の方は是非弊社までご連絡くださいませ。