拠点増!人員増!の成長期を支えた「ありがとう」のコミュニケーション THANKS GIFTで実現した理念浸透と文化醸成
株式会社シー・アール・エム
代表取締役 松村 祐輔 様 / 広報 田淵 朋孝 様/セールス 加藤 碧依 様
【会社概要】
会社名:株式会社シー・アール・エム
従業員数:119名(役員、契約社員(パート・アルバイト)含む)※2021年1月現在
事業内容:
企業・飲食店向けの販促支援及び、グッズ・ノベルティ製作事業
名古屋と東京に拠点をおき、デジタル印刷と大判出力の「プリント」を軸とした販促物やグッズ・ノベルティの製作。ECサイト「達人」シリーズの運営を展開している株式会社シー・アール・エム。
今回は、THANKS GIFTを導入した背景から活用するための工夫、THANKS GIFTの恩恵などについて、代表取締役の松村様や広報の田淵様、そしてユーザーであるセールススタッフの加藤様にお話を伺いました。
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拠点間の情報共有や理念浸透をさせるためのデジタルツールを模索
-THANKS GIFT導入前に抱えていた課題について教えてください。
松村 様:
4年前に拠点が増え始めたことで、各拠点での進捗が把握できないことが課題でした。
そのため、コミュニケーションの活性化や社内の情報共有に役立つツールはないかと探していましたね。
-そんな中、どのような経緯でTHANKS GIFTを知りましたか?
松村 様:
昔、サンクスカードというカルチャーがあり、興味があったのだが時代にそぐわないと断念していました。
しかし、昔ながらのアナログの「ありがとうカード」を導入している先輩企業に出会い、これがデジタル化できたら良いなと思ったため、ネットで類似サービスを検索していました。そんなときに、友人の企業がTHANKS GIFTを利用していると知り、導入を決めました。
-導入の決め手は何でしたか?
松村 様:
身近な友人が使っていることが背中を押した1つの要因だと思いますね。また、THANKS GIFTによって企業理念の浸透につながれば良いなと思ったところも大きいです。
ただ、「飲食には向いているかもしれないけれど、BtoBのビジネスである自社で浸透するのか」という危惧があったので、導入の際は全社会議で丁寧に説明しました。
また、THANKS GIFTの紹介ページに理解・共感できましたし、「ありがとう」を共有できる企業は強くなると感じたところも決め手の一つですね。
-実際にユーザーである加藤様は、THANKS GIFT導入時にどのように思われましたか。
加藤 様:
私は、SNSなどの返信が億劫なタイプなので、THANKS GIFTが「いいね」だけでコミュニケーションを完結できるところは良い点だと思いました。
また、弊社は、社長や幹部が小さな案件でも相談に乗ってくれたり、丁寧にアドバイスをしてくれたりする環境がありますので、社長からTHANKS GIFTを提案された時は、自然と良いものだと感じましたし、日頃の感謝を伝えるためにもやっていこうとなりましたね。
田淵 様:
THANKS GIFTはワンウェイで感謝することに重きをおき、返信に気を使わなくていいところが良いという話が全社会議でも挙がりましたね。
松村 様:
あと、「ありがとう」をもらった時の効果についてのエビデンスがあります。サンクスギフトを導入した後、大学院に通っており、「幸せに働く人を増やす」という論文を執筆しました。研究によると、幸せには「やってみよう」「ありがとう」「ありのまま」「なんとかなる」という4つの条件があり、これらが高まると人は幸せになるという研究結果が出ています。
また、弊社の経営理念である「For Well-being」のためにも「ありがとう」を言い合う組織というのは理想です。
自由なルール設定が4年間定着の鍵 恩感性チェックにも活用
-社内全体で自発的に使ってもらうために、行っていることはありますか?
松村 様:
プロフィール写真に関しては、1枚目は絶対に本人だと分かる写真にするという条件を設け、これは、新入社員が入った際も確実に実施させています。また、毎年1月にその年の目標とプロフィール画像の更新を行っています。
それ以外、特段ルールはなく、比較的自由に進めています。その結果として、4年間にわたって定着しており、弊社のスタッフほぼ全員がアクティブユーザーです。ログインすらしていないという正社員は1割もいないと思いますね。
また、弊社には独自の評価制度「成長支援制度」があり、そのなかのひとつに恩感性(恩を感じる力)を評価する項目があります。半年間のスタッフの成長を幹部全員で確認する成長支援会議があり、そこでTHANKS GIFTを踏まえた社員の恩感性チェックをします。最終的に恩感性について社員にフィードバックすることで、社員がTHANKS GIFTを怠っていたことなどに気づいてもらえます。
「一人の頑張りを全社に伝える」という意識で贈呈が積極化
-運用開始時の苦労した点や工夫した点などはありますか?
加藤 様:
私はコインを贈る習慣が定着するまで時間がかかりました。しかし、全スタッフが見えるところで感謝を伝えると、相手の素敵な部分を必然的にスタッフ全員に周知できることに気づきました。それをきっかけに「コインを積極的に贈りたい!」と思うようになり、自然と習慣化していきましたね。
田淵 様:
広報担当として最新ニュースの投稿を更新する機会が多くあるのですが、ニュース投稿を最後まで読んでもらえるように、楽しくポップな文章を書くように心掛けました。丸4年経過した現在も変わらず続けています。
また、他のスタッフがニュースをアップした際は、記事が埋もれないようにニュース投稿の時期をずらすように工夫しています。
-現在の運用方法や工夫について教えて下さい。
加藤 様:
後輩が頑張った時には「いいね!コイン」を贈るように心がけています。後輩を褒めるという意味合いだけでなく「後輩の頑張りを全社に伝えたい」という思いも込められています。
また、1年を通して、全社員に何かしらのコインを贈ることも意識しています。社員数が増えたことで、仕事上関わりのない方も増えてきました。一人一人と関わる回数が減ってしまったからこそ、1度の関わりを大切にするためにコインを贈っています。
社員の知らない一面を発見でき、コミュニケーションが有機的に
-THANKS GIFTの導入後に効果を感じていることはありますか?
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