こんにちは。TakeActionの長見です。

前回は採用活動における「ペルソナ」の重要性についてお話させていただきました。

今回は実際に「ペルソナ」を設定する方法についてお届け致します。

 

採用活動において重要な自社のペルソナ設定は大きく分けて下記の3つの流れに沿って設定を行います。

 

求める人物像を決定する

仮のペルソナを設定する

実際の採用活動で活用してみる

 

それでは、具体的な内容を見ていきましょう。

 

 

▼求める人物像の決定

どの部署に、どのような人材が、何名必要かというゴールを元に、求める人物像をすり合わせていきましょう。

 

入社後に配属させる部署や職種によって、必要とされる人物の性格や属性、能力、スキルは異なります。

中長期的に見た時に、自社の経営戦略を実現するためにはどういう人物が何名必要なのか。経営者・現場・人事、それぞれの立場から意見を出し合い、具体的な内容を決めていくことが重要です。

 

 

▼仮のペルソナを設定する

求める人物像が決定できたら、まずは仮のペルソナを実際に設定してみましょう。

ペルソナを設定する際に必要なのは下記のような項目です。

 

・性別

・高校

・部活

・大学

・大学志望動機

・学部

・ゼミ

・ゼミ志望動機

・サークル

・アルバイト

・趣味

 

これに加えて、志望業界や休日の過ごし方、よく行く場所や最近の悩みなど、より具体的な暮らしぶりをイメージするとペルソナの設定がしやすくなります。

 

ただし、ペルソナの設定基準は高くなりがちです。

実際に居ないような人物像や極端に当てはまる人が少ないペルソナを設定しても意味がありません。

 

「MUST(必須)」

「WANT(あると望ましい)」

「NEGATIVE(不要)」

 

書き出した要件に上記のような優先順位をつけ、自社が求める現実的なペルソナを定義することを意識していきましょう。

 

 

▼実際の採用活動で活用してみる

ペルソナが設定できたら、実際に自社の採用活動に取り込んでみてください。

せっかく設定しても、ペルソナに合った人材の採用が出来なければ意味がありません。

 

実際に求人を出すのであれば、ペルソナに近い人材が応募してくれるように、設定したペルソナに沿った要件を求人内容に記載してみてください。

 

また、ペルソナを設定することで面接での選考基準が明確になります。

そのため、面接官による評価のズレが発生しにくくなり、自社の求める人物像に近いかどうかの判断もしやすくなりますよ。

 

 

▼ペルソナを設定することで…

自社が求める人物像に沿ったペルソナを設定し、そのペルソナに近い人を採用することで、「採用したけど思っていたような人材ではなかった」という入社後のミスマッチを、企業側・求職者側共に防ぐことができます。

 

ただし、ペルソナを設定したからといって、設定した通りの人材から応募が確実に来るかも、毎年採用が上手くいくかもわかりません。

 

その際は、状況や自社の求めている人材への認識を改めて確認し、その時その時で設定したペルソナを修正していくことが重要です。

 

 

今回は、ペルソナの設定方法についてお届け致しました。

いかがでしたでしょうか?

 

もし、自社のペルソナの設定が難しい、こういう人材が欲しい場合はどういう条件を設定すればいいのか等

採用活動を行うにあたってわからないことがありましたらTakeActionまで気軽にご相談ください。

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