採用成功している企業はなにをしているのか。
2020.02.14
こんにちは。株式会社TakeActionの村瀬と申します。
約200社の新卒採用支援に携わり“どんなことをしている企業が採用成功しているのか”の特徴が見えてきたため、2021年卒開始直前のこのタイミングで2回にわたり“計画”と“運用”について論じていきたいと思います。
貴社の採用成功の参考になれば幸いです。
尚、採用成功の定義は理念に共感した人材を目標人数通り採用できることとさせていただきます。
採用成功企業は、計画と運用、どちらを重要視しているのか?
「仕事は準備で決まる」「段取り8割」などとよく言われますが、採用における比率はどうでしょう。
結論、採用は“計画”が 2割“運用”が 8割の比率で重要だと感じています。
ここでいう“計画”とは、事前準備(ターゲット設定・媒体選定・フローの設計など)のことを指し、
“運用”とは、必ずやらなければならない作業(説明会日程の更新・日程設定など)に加えて、採用の進捗管理や自社採用サイトを発見され続けるためのアップデートを継続的に改善し続けるなどの自発的な行動も含みます。
しかしこれはあくまで、2割とはいえ、採用の根幹を支える“計画”をきちんと立てられているからこそ成り立ちます。
“計画”は、どう立てるのか
“計画”を立てられていない採用は成功しません。
“たまたま”人が集まって、“たまたま”興味を持ってくれて、“たまたま”入社を決断してくれることはあるかもしれません。
しかし、前述いたしました採用成功の定義である、理念に共感した人材を目標人数通り採用できることに成功している企業はこれまで見たことがありません。
計画が立てられていない採用は、再現性もなく“なんとなく”採用しているに過ぎません。
では、計画を立てるにあたり、成功している企業の検討事項はどのようになっているのでしょうか。
・採用要件定義
―採用をする理由
-採用ターゲット(ペルソナ化)
-目標とKPI
・訴求ポイントの整理
-会社の強み整理
-採用コンセプト
・媒体選定、運用フロー
-ターゲット・人数・予算に合わせた媒体選定
-各媒体は誰がなにをどこまで更新するのか
・採用フローの設計
-各フローで誰が何をどこまでやるか
-各フローの役割と目的
これでもごく一部ですが、事前に上記のような計画と設計を行い、採用コンセプトを軸にした一貫性のある採用を行っています。
おわりに
とはいえ、この計画段階で「忙しくて計画を立てる時間がない」「現実的な数値目標がわからない」「そもそもターゲットが市場にいるかわからない」「これで正解なの?」
などのお悩みをよく伺います。
これらのお悩みはノウハウや成功体験がない会社様が抱えやすいものだと言えるでしょう。
私たち株式会社TakeActionは、求職者にとっても、企業にとっても幸せになるよう、採用活動をご支援しております。
少しでも採用に関わるお悩みがあれば、お気軽にお問い合わせください。
次回では、成功要因の8割を占める「運用」についてお伝えいたします。